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お婆ちゃんこ [日々]

おはようございますtakashiです。

今日は俺が小さい頃の事を書きたいと思います。

俺は小さい頃から家庭が荒れていた。

今思うと、家を飛び出してしまえば良かったと思う。

それは俺が幼稚園の頃から始まり、小学校の頃には何回も荒れ始め、母親が入院してしまうほどだった。

父親の暴力と言うのは凄まじいモノで、弟とかは泣いていたと言う理由で、顔にビンタを喰らう。

中学校の頃は父親と何度か殺し合いになりそうになるまで、発展したし。

あの頃、殺していたらどうなっていたんだろ、俺は。

まぁ、暗い話になってしまったが。

小学校5年の時に、俺は同級生に怪我を負わせてしまい、そこから俺はクラスの人達に虐められる事になる。

担任の俺を見る目も変わってきてしまったし。

俺の家庭事情を知る人は、一部の仲の良い先生しか知らなかったし。

多分、担任は知らなかったと思う。

俺は母親の実家のお爺ちゃん家に遊びに行くのが好きだった。

別に、何かを買ってくれるからとか、美味しい高い物を食べさしてくれるからとかじゃなくて、行くと心から歓迎してくれるのが俺には伝わった。

ご飯を食べる時は必ず、みんなで食べるし、お爺ちゃんも『みんなで食べるご飯は美味しいな!』と言うのが俺には分かった。

夏に行くと、婆ちゃんが朝市へ行って、スイカを買ってきてくれたりしたし。

俺がカブトムシが欲しいと言うと、婆ちゃんの兄弟の人が獲って来てくれたりもした。

多分、俺の心の拠り所だったんだと思う。

俺は爺ちゃんが言った みんなで食べるご飯は美味しいな! が心にあるから、1人で食べるご飯は物凄く美味しくない。

確か、小学校5年の何休みで行ったのかは忘れてしまったが、爺ちゃん家に行った後、帰りの新幹線での出来事。

爺ちゃんと婆ちゃんが駅のホームまでお見送りに来てくれた時の話。

また、遊びに来てね、だったか、普通の事を言われたはずだった。

俺は家、実家に帰れば地獄の様な日々が待っているのを知っていた。

家では親父の暴力、学校ではイジメ。

このまま新幹線に乗らないで、婆ちゃん家で生活が出来たら・・・。

そう考えると、涙が零れ落ちてきた。

ボロボロと流す涙に爺ちゃんと婆ちゃんは困ってしまっていたが、俺は心配をかけまいと、手で涙をぬぐい、また!とサヨナラをした。

あの時、新幹線に乗らないで俺が辛い理由を話していたら、何か変わっていたのだろうか。

今となっては過去の話。

俺は今でも、婆ちゃんと爺ちゃんが大好きだ。

中にはお年寄りを汚いって思う人も居るみたいだけど、俺は全く思った事が無い。

これからも長生きをして欲しい。

で、孫の子供、俺の子供、ひ孫を抱っこして欲しい。

爺ちゃんには俺の子供の名付け親になって欲しい。

そのくらい、俺は大好きなんだ。




コメントありがとうございます^^


俺はゆうさんが何歳なのかは分かりません。

だけど、俺も自信もないし、お金はもっと無いです。

正直、こんなポンコツな俺を誰かが好きになってくれるとはあまり思えないです。

背が高い訳でもない、顔がイケメンな訳でもない。

取り得は何?と聞かれれば、ポンポンって出てくる訳でもありません。

でも、俺は入院中に見てきた孤独な老人達を知って居るので、必死にもがいています。

誰もお見舞いに来なくて、看護師や介護士に愚痴を言っては陰でコソコソと悪口を言われるのを見てきて居るから。

一週間に1度かも知れないけど、奥さんだったり、自分の子供、孫だったりが遊びに来てくれて、それを見て、笑顔になるのを知って居るから。

だから、俺は必死になるんだと思う。

別に結婚をしたから勝ち組とか、してないからどうこうって言う考えでは無いです。

実際、結婚していて、幸せな家庭の方が少数派な気もするし。

それでも俺は多分、無駄かも知れませんが、求め続けるんだと思う。

自分の帰る場所を。

ゆうさん、諦めたら、そこで試合終了ですよ。

スラムダンク、安西先生の言葉です。

諦めたら、そこで足は止まってしまいます。

俺だって、結婚する相手が見つかるのが老人になってからかも知れません。

だけど、足掻き続けて、先を見続けてればまだ終わりでは無いんです。

上手く言えないけど、俺は色んな事をしょうがない、やっぱり無理だったんだで終わらせたくないんです。

こんな体になってしまったけど、まだ走れます。

走れると言っても物理的に走るのではなく、心はって事で。

欲張り、ワガママで良いと思います。

だって、欲しいものは欲しいし。誰に何を言われようとも。


すみません、上手く伝えられたら良いのですが。

でも、コメントがあると物凄く嬉しいです^^


では、皆さん、今日も良い1日をお過ごし下さい!

また明日。


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ゆう

こんばんは。

Takashiさんのお爺さん、お婆さんとの話、涙が出そうになりました。
誰にでもある、戻りたくても戻れない遠い日の風景を思い出させてくれるような内容でした。
祖父母の無償の愛というのはありがたいものですよね。
自分にはもういないので、なおさらです。

コメントへの返信ありがとうございます。
スラムダンク懐かしいです。
「タプタプ」って言いながらアゴを触るの流行りましたよね。
自分が小学生の頃に流行っていたアニメなので、恐らくTakashiさんとは世代が近いと思います。

病院で身寄りのない孤独な老人を見てしまうと、そんな風にはなりたくないと思うと思います。
そして、孤独な老人をさらに惨めに見せているのが周りの病院職員の対応ですよね。
問題のある老人なのかもしれませんが、他の患者の前で患者の悪口を言うというのは、少なくともプロのすることではないと思います。
暴力なんてもってのほかです。
自分は医療現場の実態を知らないので、知ったような口を叩くようですが、医療従事者が本分を忘れたら終わりだと思ってます。

話は逸れましたが、信頼できるパートナーがいるというのは素晴らしいことだと思います。
そしてその人が稼ぐ人だったら最高ですね。
ヒモになりたいですw
by ゆう (2018-04-28 00:50) 

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