僕の人生は、喜劇だ。 [趣味]
こんばんはtakashiです。
今日、映画 ジョーカーを観て来た。
思っていた通りの、期待通りの作品だった。
セックスの様に前戯から始まり、フィニッシュに至る。
まるで愛の営みの様な作品だ。
ジョーカーこと、アーサーはコメディアンを目指しピエロに扮しアルバイトをし、母親との2人暮らし。
今の世の中、貧困の中誰もがアーサーの様な思いをする可能性があるし、誰しもがジョーカーになり得る。
カリスマ性とは誰か1人を魅了出来れば、その先に2人、3人とついて来るのもなのではと思った。
この作品で描かれるジョーカーはバッドマンで出て来る悪役では無く、1人の人間、この社会に居る人間として出て来る。
ジョーカーのあの高笑いは意図せず、アーサーの抱える障害があの笑いを出させてしまっている。
小さい頃、親から虐待されて育ったアーサーはその時の後遺症として心が壊れ、大人になっても自制が効かない高笑いとなって現れてしまった。
悪を作るのはその人の根本的な根っこの部分が大きいのもあるかも知れないが、社会が生み出す場合が大きいのかも知れない。
カリスマもまた然り。
オシッコを我慢し、一コマも見逃さずに観た甲斐があった。
最後のシーンでジョーカーは自殺するつもりだったのだが、あの司会者がジョーカーを生かし、悪の象徴と仕立て上げたのでは無いだろうか。
多分、松●聖子よりはジョーカーの映画を観たいと思わせるコメントが書けたかと思う…w